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英語教育独り言 東北大学の過去問はこう解け!

栃木県宇都宮市・小山市にある英語専門スクールアカデミック・ロードの代表つかはらあやこが英語教育について《考察》するブログです。

2月25日から国公立大学の2次試験がスタートします!

 

今年は主に東北大学の過去問と京都大学の過去問を中心に指導しました。共通テスト後はほとんどの生徒が東北大学の志望となったので東北大学の過去問を10年分くらいやり分析しまいた。特に近年の傾向についてお話します。東北大学を受験される方参考にしてくださいね!



 

近年の東北大学は長文2題、ライティングが2題の構成になっています。

 

時間は100分なので、長文2題で60分、ライティング30分くらいの目安が理想です。

 

長文はどういう話の展開になるか。何が言いたいのかを考えながら読む必要があります。

例えば2022年は環境難民についての長文が出ています。環境難民の原因は何か?受け入れ対応策について等。問題が求めることを的確に読み取る必要があります。

でも論旨は明快なので慣れてくれば大丈夫!

 

次にライティングですが、第3問のライティングは得点源です!

大学1年生でどんな住居スタイルを選ぶか?



例えばApartmentであれば、新入生になったばかりなので、最初は疲れて一人で過ごしたくなるから一人暮らしでできるApartmentがいい等それにあった理由を考えていくのですが、これば説得型のライティングが得意なら絶対落としなくないところ。

 

第4問は日本語を英語にする英訳と言われる問題です。

 

オリジナリティーと教養に関する文章。教養は努力によって身に付くがオリジナリティーはセンスとのこと。

 

ここはそのまま英語にしようとすることは難しく、まずは日本語を自分が書ける英語的な日本語にしてみる。その時にどの表現を使うか決めていく。まずは『教養』これをどう英語にしていくか。努力によって身に付けられると言っているので、knowledgeでもいいかな?等決めていく。

生徒の解答に説明するのに赤を入れた一部を👇です。



『相反する』という表現が出てこなければ、自分の知っている表現でどれが近いかを考えていく。その作業を行うことで、全体としてまとまりがあり、元の日本語に近い英文が書けます。

 

2次試験まであと数日。最後までやりきったら、まずはやり切った自分をほめてあげてくださいね!

 

健闘をお祈りいたします!

次回は3月7日(火)です。その頃にはよい報告がたくさん聞けますように!