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小学生の英語多読📖紙の絵本から始めよう!vol.9

連載⑨【Liao 徹底解説】

音声ペン対応の多読本で”聞く×読む”を同時に楽しむ!

 

「Liao(廖彩杏メソッド)」という名前を聞いたことがありますか?

台湾発のこの英語育児メソッドは、中華圏では定番のメソッドですが、日本のおうち英語層にも少しずつ広まっています。

今回は、Liao メソッドの基本と、その中から特におすすめの1冊をご紹介します。

 

そもそもLiao とは?

Liao は、台湾の英語教師・廖彩杏(Liao Caixing)氏が考案した英語育児メソッドです。

1年間(52週)で130冊の厳選された英語絵本を、毎日CDや音声ペンでかけ流しながら聴くという多聴多読のアプローチで、台湾・中国本土をはじめとする中華圏で非常に広く知られています。

日本でも「廖彩杏リスト」「Liao本」という呼び名で、おうち英語・英語多読に取り組む保護者の間に浸透してきています。

 

【Liao メソッドの基本的な考え方】

廖彩杏氏のメソッドの核心は「耳から英語を大量に浴びること」です。週に3冊ずつ、毎日決まった時間に同じ絵本の音源をかけ流します。

繰り返し聞くうちに音とリズムが自然に定着し、やがて「聴こえる英語」が「読める英語」へとつながっていく——そのプロセスを重視した学習法です。

項目 内容
考案者 廖彩杏(Liao Caixing)氏・台湾の英語教師
学習スタイル 週3冊・毎日かけ流し(多聴)+繰り返し読み(多読)
期間の目安 1年間(52週)で130冊
使われている絵本 英語圏の定番・名作絵本(エリック・カールなど多数)
音声ペン対応 マイヤペン対応本が多数ラインナップ

Liao は特定の出版社が制作したシリーズではなく、英語圏で広く読まれている市販の名作絵本を廖彩杏氏が厳選した「推薦リスト」です。

そのため本によって出版社・サイズ・価格はさまざまですが、どれも絵の質・ストーリーの豊かさ・語彙の自然さが保証されている名作ばかりです。

 

【Liao メソッドは「ゆるく」始めてOK】

「1年で130冊・週3冊・毎日かけ流し」と聞くと、少しハードルが高く感じるかもしれません。でも、廖彩杏氏のメソッドを完全に再現しなくても、1日1冊・1日10分程度のかけ流しから始めるだけで十分です。大切なのは「毎日英語の音に触れること」であり、完璧なスケジュール管理ではありません。続けやすいペースで取り組むことが、長期的なインプットの積み重ねにつながります。

 

【今回の1冊】Papa, Please Get the Moon for Me

今回ご紹介するのは、エリック・カール作の絵本 Papa, Please Get the Moon for Me(パパ、お月さまとって!)です。

Liao の中でも特に親子でおすすめしやすい作品です。

項目

内容

著者・イラスト

Eric Carle(エリック・カール)

出版社

Little Simon(Simon & Schuster)

語数の目安

約200語

YL(読みやすさレベル)

0.3〜0.5

対象年齢目安

3〜7歳(英語多読入門〜初級)

【あらすじ】

女の子のモニカがパパに「お月さまをとってきて!」とお願いします。パパは長い長いはしごを持って山へ登り、お月さまに届くまで上り続けます。大きなお月さまはだんだん小さくなって……という、月の満ち欠けを美しく描いた作品です。

見開きページを広げると大判の絵が広がる「折り込みページ」の仕掛けが特徴的で、子どもたちが思わず「わあ!」と声を上げる絵本体験ができます。

 

【多読に向いている理由】

繰り返し表現がリズミカル
「Papa climbed and climbed and climbed.」のように同じ動詞を繰り返す表現が多く登場します。音源と一緒に聞くと、英語特有のリズム感が自然と身につきます。

絵だけでストーリーを追える
エリック・カール特有の大胆なコラージュアートが、言葉の意味を補ってくれます。知らない単語があっても、絵を見ながら意味を推測できるため、多読の3原則「辞書は引かない・わからなければ飛ばす」を実践しやすい作品です。

科学的な気づきがある
月が満ちて欠けるという自然の不思議を、ファンタジーとして描いています。英語だけでなく、理科・自然への興味を引き出すきっかけにもなります。

仕掛けページが「もう1回!」につながる
折り込みページを広げたり閉じたりする体験は、繰り返し読みたくなる動機になります。「もう1回」が多読の力を育てます。

 

マイヤペンで読み聞かせの心配なし

Liaoはヤフオクやメルカリといったフリマサイトでマイヤペンとの同時購入が可能です。Liao の学習法の核心は「音と一緒に繰り返し読む」こと。

マイヤペンはまさにこのスタイルと相性抜群!本にタッチするだけで音声が流れるため、デバイスの画面を開かずに、紙の絵本を手に持ちながらネイティブの発音を楽しめます。

 

【マイヤペン以外で音源を得る方法】

マイヤペンが手元にない場合でも、音源を入手する方法はいくつかあります。

方法

特徴

付属 CD

絵本によっては CD付きセットが販売されています。eltbooks.com・コスモピアなどで確認できます

YouTube

有名な作品は公式・非公式を問わず読み聞かせ動画が多数あります。検索時は「著者名 + 書名 + read aloud」などで探しましょう

Spotify / Apple Music

英語絵本の読み聞かせ音源が配信されているものもあります。「Papa please get the moon for me read aloud」などで検索してみてください

Storyline Online

SAG-AFTRA Foundation が運営する無料サービス。俳優が読み聞かせた動画を視聴できます(storylineonline.net)

図書館の電子書籍サービス

お住まいの自治体によっては、電子図書館(LibraC・OverDriveなど)で英語絵本の音声つきコンテンツを借りられます

ただし、YouTube 等の動画はスクリーンタイムが増えること、また毎回デバイスを出す手間があることも事実です。「紙の絵本を手に持ちながら、画面なしで音声を楽しむ」という体験は、マイヤペンならではの強みです。

なお、マイヤペンの導入方法については、連載③で詳しく紹介していますので、そちらをご覧ください。

 

購入ガイド

【1冊から始めたい場合】

Papa, Please Get the Moon for Me は以下のショップで購入できます。

購入先

特長

絵本の家

輸入英語絵本の老舗。エリック・カール作品も豊富(CD附属の販売もあり)

Amazon.co.jp(洋書カテゴリ)

品揃え・価格ともに優秀。必ず「販売:Amazon.co.jp」の正規品を選ぶこと

メルカリ・ヤフオク

定価以下で見つかることも。状態と正規品かどうかを必ず確認

 

【Liao 130冊セットをまとめて揃えたい場合】

「どうせやるなら最初からしっかり揃えたい」という方には、Liao 130冊セット(マイヤペン付き) をまとめて購入する方法もあります。

購入先

内容・価格目安

メルカリ(専門業者出品)

マイヤペン付き130冊セットが約49,500〜59,300円前後。インストール代行済みで届いてすぐ使えるものも

Yahoo!フリマ(旧PayPayフリマ)

同様のセットが個人・業者から出品。価格・状態の幅が広いため、出品者の評価と内容の確認が重要

Tutu English TW(台湾)

廖彩杏リストに基づく絵本全集(168冊セットなど)を販売。音源・DVD・学習プリント付属。台湾からの輸入となるため、購入後の設定や説明書が中国語の可能性が高いので要注意。

セット購入の際は、音声インストール済みか・マイヤペン本体が含まれるかを必ず確認してください。

 

【ポイント】
「いきなり130冊セットはちょっと…」という方は、まず1冊から試してみるのもいい選択です。お子さんの反応を見てから揃えていけば、「買ったのに読まなかった」という失敗を防げます。ただし、セット購入のほうが1冊あたりの単価は割安になることが多く、仮に途中で使わなくなってもメルカリ・ヤフオク等のフリマサイトでの需要はあります。最終的には各ご家庭の判断になりますが、慎重に進めたい方はまず1冊から始めてみてください。

 

まとめ

Liao(廖彩杏メソッド)は、台湾の英語教師・廖彩杏氏が考案した「1年間で130冊を毎日かけ流す」多聴多読プログラムです。特定のテキストではなく、英語圏の名作絵本を厳選したリストを使うため、質の高い絵本に自然な英語で触れることができます。設計どおりに進めるのが難しければ、1日10分・1冊ずつのゆるいペースでも十分です。大切なのは、毎日英語の音に触れ続けること。

今回ご紹介した Papa, Please Get the Moon for Me は、繰り返し表現・仕掛けページ・自然科学への気づきが揃った1冊で、何度でも「もう1回!」と読みたくなる作品です。

マイヤペンを使えば保護者の方の発音の心配は不要です。メルカリの専門店舗なら Liao 本とのセットでスムーズに始められます。まずは1冊、親子での英語時間に取り入れてみてください。

 

次回予告

第10回「絵本から少しステップアップした本をご紹介します」

これまでご紹介してきた絵本シリーズから、いよいよ次のステージへ。

もう少し語数が増えて、ストーリーに深みが出てくる「ステップアップ本」を取り上げます。お楽しみに!

 

【体験授業・お問い合わせ】

「どの本から始めればいいかわからない」「子どものレベルに合った本を相談したい」——そんなお悩みは、アカデミック・ロードにお気軽にご相談ください。

多読の最初の1冊選びから、お子さんの興味・英語力に合わせた学習プランまで丁寧にご提案します。

体験授業のお申し込みは、下記の Web フォームまたは各校舎まで直接お問い合わせください。

 

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🌐 お問い合わせ 

 

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