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英語教育独り言 未来の先生フォーラムに参加しました(3)探求学習①

栃木県宇都宮市・小山市にある英語専門スクールアカデミック・ロードの代表つかはらあやこが英語教育について《考察》するブログです。

 

今回は未来の先生フォーラムの3回目ということで『探求学習』についてです。

探求学習には私の思いもあり、プレゼンのシェアだけでなく、その後も少しシリーズ化してお届けしたいと思います。

 

ここ2年くらいよく聞くようになった『探求学習』私もとても気になっていました。

どちらかというと『自分の興味にある物事を探求していく』というイメージが強かったものの(探求学習をよく知らなかっただけ・・)、この講演を聞いてとてもよくわかりました。



今回講演を聞いたのは、追手門中・高等学校(探求科主任)池谷陽平(たいそん)先生です。

 

まずびっくりしたのは、学校に探求科がありチームとして複数の先生(5人)で構成させれていることだった。つまり、学校がしっかりと関わっている、肝いりのプロジェクトなんですね。

 

比べる対象としてよくないかもしれませんが、私が所属している『日本多読学会』中・高・大といろいろな先生が所属していますが、学校の肝いりとなって行っているところはほとんどなく、1人の先生が個人の蔵書をもちこんで始め、その後少し予算が付くようになるといったケースが多いので、学校の期待度と熱の入れようがよくわかります。

 

それと、これは多読学会と共通するところからと思うのは、多読も探求学習もすぐに結果のでるものではなく、受験に直結するものではない。けど長い目でみるととても大切。そういったものの取り組みは西(具体的には関西より西)から始まり東にくるイメージ(あくまで私のイメージ)です。

 

そんなことを講演中考えてました。

 

 

『道なくとも切り拓く この意志を阻むものはない』というモットーで

このモットーに私の心は鷲掴みされました。

 

まず探求学習は『自己を知る』ことから始まります。

 

追手門中・高等学校探求科カリキュラムは大きく3つのステージから構成されています

 

  • Be original :自分にしかないものを発見する期間→固定概念の破壊

  • Be creative :違う価値観の他者と協働する→新しい価値の創造

  • Be confident:自分にしかできないことに気づく→自身を持って行動する


(追手門中・高等学校探求科スライドより)

 

これが出てきた時、original, creativeとわたしがいつもARの求めるものを説明するときに話す言葉が出てきて先が知りたくワクワクしました。

 

次回9月20日(火)はそんなワクワクを皆さんにシェアしますね。 Be originalのところからスタートです。お楽しみに~