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小学生の英語多読📖紙の英語絵本から始めよう!vol.4

【連載】多読の前に知っておきたいフォニックスとは?

~家庭での習得法と最初の1 ~

英語の文字と音のつながりを学ぶ「フォニックス」。多読と並行して取り組むことで、英語を読む力がぐっと育ちます。今回は、フォニックスの基本的な考え方と、家庭でどこまで取り組めるか、そして最初の1冊としておすすめの絵本をご紹介します。 

 

英語多読とフォニックス、なぜセットで考えるのか 

英語多読は「わかる英語をたくさん読む」学習法ですが、そもそも「文字を音に変換する力」がなければ、スムーズに読み進めることができません。 

そこで登場するのがフォニックスです。

 

フォニックスとは、英語の文字と音の対応ルールを体系的に学ぶ学習法です。

 

たとえば「b」は「ブ」、「c」は「ク」、「at」がつくと「batcathat」のように読める、というしくみを順番に覚えていきます。 

多読とフォニックスは、車の両輪のような関係です。フォニックスで「読む力の土台」をつくりながら、多読で「たくさんの英語に触れる経験」を積む。アカデミック・ロードでは、この2つを並行して進めることをおすすめしています。 

 

フォニックスを学ぶと、こんなことができるようになります: 

・知らない単語でも、文字を見て読めるようになる(デコーディング力) 

・音と文字が結びつくことで、語彙の定着が早くなる 

・多読のときにスムーズに読み進められる 

 

【今回の1冊】Clifford THE BIG RED DOG Phonics Fun PackPack 16より) 

今回ご紹介するのは、アメリカの児童書出版社Scholastic社が展開する「Clifford THE BIG RED DOG Phonics Fun Pack」です。英語圏の子どもたちに大人気のキャラクター、大きな赤い犬クリフォードと一緒に、フォニックスを楽しく学べる絵本セットです。 

 

【主な特長】 

特長 内容
1セット12冊入り 持ち運びしやすいコンパクトな薄い絵本(ペーパーバック)が12冊入ったボックスセット
フォニックスに特化 各巻ごとにフォーカスするアルファベットの音(子音・短母音など)が決まっており、ステップバイステップでルールを学べます
反復学習で定着 「I am…」「Who did…?」などの基本的な文が繰り返し登場するため、初心者でも自然な英語表現を身につけられます
サポート教材付き 多くのセットには朗読CDや日本語の解説ガイドが付属。おうち英語の取り組みをサポートしてくれます

 

【シリーズの構成】 

このシリーズはPack 1からPack 6までレベル別に分かれており、お子さまの習熟度や年齢に合わせて段階的にステップアップしていくことができます。英語の絵本多読の初期段階や、初めての英語学習にぴったりの構成になっています。 

 

【こんなお子さんにおすすめ】 

・アルファベットは知っているけれど、まだ読めない 

・フォニックスを楽しく始めたい 

・好きなキャラクターと一緒なら勉強が続く 

・多読と並行してフォニックスも取り組みたい 

 

キャラクターへの親しみが学習を後押しする理由 

「クリフォードって何?」とお思いの方もいるかもしれません。クリフォードは、アメリカで60年以上愛されている絵本シリーズの主人公で、体が真っ赤でとても大きな犬のキャラクターです。 

学習において「キャラクターへの親しみ」はとても大きな力を持っています。好きなキャラクターが登場するだけで、子どもたちはページをめくりたくなります。「英語の勉強」ではなく「クリフォードの絵本」として手に取れることが、このシリーズの大きな魅力です。 

 

英語の多読でも同じことが言えます。最初の1冊は「お子さんの好き」から選ぶことが、長続きする多読の土台になります。フォニックスの教材選びも、まったく同じ考え方です。 

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【購入ガイド 】

購入や詳細の確認には、以下のショップが便利です。 

購入先 特長
eltbooks.com(英語教材専門) CD付き・日本語ガイド付きセットの取り扱いあり。書誌情報が充実しており、YLの確認もしやすい
englishbooks.jp 日本語ガイド付きのセット販売あり。輸入英語教材の専門店
Amazon.co.jp(洋書カテゴリ) 品揃え・価格ともに優秀。必ず「販売:Amazon.co.jp」の正規品を選ぶこと
メルカリ・ヤフオク 定価以下で見つかることも。状態と正規品かどうかを必ず確認

【ポイント】最初はPack 1から試してみることをおすすめします。いきなり全巻セットを購入するより、お子さんの反応を確認してからまとめ買いするのがいいでしょう。 

 

フォニックスは家庭だけで習得できる?正直なところを解説 


結論からお伝えすると、「ある程度は家庭でできる。ただし、定着には声に出す環境と音を確認する環境が必要」というのが正直なところです。 

 

フォニックスは、英語の文字と音の対応ルールを学ぶ学習法です。たとえば「b」は「ブ」、「c」は「ク」、「at」がつくと「batcathat」のように読める、といったしくみを体系的に覚えていきます。 

 

このルール自体は、絵本やワークブック、動画などを使って家庭でも十分に学べます。YouTubeの「Alphablocks」や「Jolly Phonics」の動画は無料で使えますし、今回ご紹介するような絵本を繰り返し読むことも、立派なフォニックス学習になります。

 

【家庭学習で難しい部分があるとすれば、「音の正確さ」】 

フォニックスは“音”が命です。文字のルールを覚えることはできても、自分の発音が正しいかどうかは、自分では判断しにくいものです。 

たとえば日本語話者にとって、「v」と「b」の違い、「r」と「l」の違いは、耳で聞いてもなかなか区別がつきません。文字を見ながら音を出す練習は家庭でできても、「その音があっているかどうか」を確認する機会は、家庭だけでは作りにくいのが現状です。 

 

【では、家庭ではどこまでやればいい?】

フォニックスを完全にマスターしてから多読を始める必要はありません。アカデミック・ロードでは、フォニックスと多読は並行して進めるものだと考えています。 

家庭での目標は「すべてのルールを覚えること」ではなく、「英語には文字と音のルールがある、ということを知っておくこと」で十分です。 

 

今回ご紹介するような絵本を楽しみながら繰り返し読むうちに、自然と音と文字のつながりが身についていきます。まずはルールを“覚える”より、音を“楽しむ”ところから始めてみてください。 

フォニックスの定着は教室でのサポートと組み合わせることで効果が高まります。「家でどこまでやればいいかわからない」という場合は、お気軽にご相談ください。 

 

まとめ 

英語多読とフォニックスは、並行して進めることで相乗効果が生まれます。完璧なフォニックスの習得を目指すより、まずは好きなキャラクターの絵本で音と文字に親しむことが大切です。 

 

・フォニックスは「文字と音のルール」を学ぶ学習法。多読との相性がとても良い 

・Clifford Phonics Fun Packは、人気キャラクターと一緒にフォニックスを楽しく学べる絵本セット 

・家庭でもある程度は取り組める。ただし「音の正確さ」の確認には教室サポートが効果的 

・まずは「ルールを覚える」より「音を楽しむ」ところから。フォニックスと多読を並行して進めよう 

 

 

次回予告 

5回「英国の小学校生まれの定番多読本、ORTを深掘りします!」 

フォニックスで音と文字の土台ができたら、いよいよ本格的な多読へ。次回は英語多読の王道シリーズ「Oxford Reading TreeORT)」を深掘りします。英国の小学校で実際に使われているこのシリーズの魅力と、最初の1冊の選び方をご紹介します。お楽しみに! 

 

【体験授業・お問い合わせ】 

「どの本から始めればいいかわからない」「子どものレベルに合った本を相談したい」——そんなお悩みは、アカデミック・ロードにお気軽にご相談ください。 

多読の最初の1冊選びから、お子さんの興味・英語力に合わせた学習プランまで丁寧にご提案します。 

体験授業のお申し込みは、下記のWebフォームまたは各校舎まで直接お問い合わせください。 

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