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【完全ガイド】小学生の英語ライティング vol.5

5回 ライティングができる子は英検にも強い! 

栃木県宇都宮市・小山市の英語塾「アカデミック・ロード」がお届けする、小学生のための英語ライティング完全ガイド。 

英語というと、「聞く・話す」が中心と思われがちな小学生の学習。けれども今、英語教育は大きく変わり、「読む・書く」力の重要性が急速に高まっています。 
とくに「書く力(ライティング)」は、単なるアウトプットではなく、英語力全体を引き上げる“核”となる力です。 
この連載では、小学生のうちから英語ライティングに取り組む意味と、その具体的な方法を、わかりやすく解説していきます。 
「まだ早いのでは?」と思っている方にこそ、ぜひ知っていただきたい内容です。 

—— 書くことを通して、英語が“自分の言葉”になっていく。そんな成長のきっかけを、お伝えしていきます。 

 

英検で求められる英語力 

英検というと、「単語をたくさん覚えるもの」「文法問題ができればよいもの」と思われることがあります。 

もちろん、それらは大切です。けれども、実際の英検で求められているのは、それだけではありません。 

 

私たちが英検指導をしていて感じるのは、英検では知っている英語を使って、内容を理解し、自分の考えをまとめて表現する力が求められているということです。 

長文では、単語の意味が分かるだけでは足りません。

話の流れをつかみ、筆者が何を言いたいのかを追う力が必要です

面接でも、ただ暗記した表現を言うのではなく、その場で問われたことに対して、自分の言葉で答える力が問われます。

そしてライティングでは、その力がよりはっきり見えます。 

 

つまり英検は、「知識があるか」を見る試験であると同時に、その知識を使って考え、伝えられるかを見る試験でもあるのです。 

私たちは、ここにライティングに取り組む大きな意味があると考えています。

ライティングという学習は、まさに「考えて、伝える」練習そのものだからです。 

 

ライティングと英検の関係 

英検のライティングは、設問数としては多くありません。

けれども、級によっては2問出題されることもあり、点数の比重は高い部分です。 

だからこそ私たちは、この問題に抵抗なく取り組めるための土台を、小学生のうちから育てていくことが大切だと考えています。 

 

まず必要なのは、設問を読んで何を聞かれているのかをつかむ力です。

何について答えればよいのかが分からなければ、書き始めることはできません。 

さらに、その問いに対して自分なりの答えや理由を考えられることも欠かせません。 

 

英語が分かっていても、「何を書けばいいか」で止まってしまう子は少なくないからです。

反対に、ふだんから自分の考えを言葉にする経験がある子は、書く内容を出しやすくなります。 

そして、その考えを知っている英語で表現していく力も必要です。

まずは日本語で考えたことを、自分の知っている簡単な英語で少しずつ形にしていく。

この流れが、ライティングの土台になります。 

 

つまり、英検のライティングに抵抗なく取り組める子には、設問の意味をつかめること、答えの中身を考えられること、それを簡単な英語で言ってみようとできること、という土台があります。 

語彙の量や文法の知識はもちろん大事ですが、それだけでライティングが上達するわけではありません。

問われていることに対して何を書くかを考える力と、それを自分の知っている英語で少しずつ表現していく力。

その両方が合わさって、英検にも、その先の英語学習にもつながるライティングの土台が培われていきます。 

 

英検のライティングで点が取れる子の特徴 

では、実際に英検で力を発揮しやすい子には、どのような特徴があるのでしょうか。私たちが現場でよく感じることを挙げてみます。 

 

まず一つ目は、「何を書けばいいか」で止まりにくいことです。 

英検のライティングでは、英語力だけでなく、「その問いに対して何を答えるか」が必要です。

ここで手が止まってしまう子は少なくありません。

反対に、問いに対してすぐに自分の意見や理由を思い浮かべられる子は、その先の英語化にも進みやすくなります。 

 

二つ目は、難しく書こうとしすぎないことです。 

英検で点が取れる子ほど、意外とシンプルな英語を上手に使います。

I like ~. I go ~. I can ~. といった基本文で、無理なく内容を組み立てることができます。

アカデミック・ロードでも、最初から難しい文を書くことは求めません。

まずは、知っている英語で書けることが大事だと考えています。

 

三つ目は、書くことへの抵抗が少ないことです。 

最初から上手に書ける必要はありませんし、最初は日本語で構いません。

けれども、短くても「書いてみる」経験がある子は、本番でも手が止まりにくくなります。

これは小学生のうちから少しずつ積み重ねていきたい力です。

 

四つ目は、日常の経験が豊かなことです。 

これは英語力とは少し別の話に見えるかもしれません。

けれども実際には、とても大切です。

たとえば、

家で一緒に料理をしたことがある子-

夜に星空を見上げたことがある子-

何かを育てたり観察したりしたことがある子-

こうした日常の中での体験を積み重ねている子は、問いに対して具体的なことを書きやすい傾向があります。 

ライティングは、英語の知識だけで書けるものではありません。

「何を書くか」の中身が必要です。

私たちは、日常の体験が豊かな子ほどアイデア出しがしやすく、結果としてライティングにも強くなりやすいと感じています。 

 

小学生のうちから英語を書いてみよう! 

私たちは、英検に強くなるために必要なのは、単なるテクニックではないと考えています。

もちろん、試験の形式に慣れることは必要です。

けれども、その前に大切なのは、自分の考えを持ち、それを簡単な英語で言ってみる経験です。

 

たとえば、

短くてもよいので、自分の好きなことを書く。 
理由を一つ添えてみる。 
先生に見てもらって、少し整えてもらう。 

こうした経験の積み重ねが、英検での強さにつながっていきます。 

 

私たちが小学生のライティングで目指しているのも、いきなり立派な作文を書くことではありません。 
求められている事柄に対して、アイデアを出せること。 
そして、それを簡単な英語で言えること。 

 

この段階では、時制や三単現を最初から完璧にする必要はありません。

そうしたことは、後から学んでいけます。

まずは現在形を中心に、「自分のことを英語で言える」状態をつくることが大切です。 

 

まとめ 

英検で求められているのは、知識だけではありません。問いを理解し、自分の考えを持ち、それを英語で伝える力です。 

だからこそ私たちは、ライティングに取り組んでいる子ほど英検にも強くなっていくと感じています。 

ただし、その出発点は難しい英作文ではありません。 

まずは日本語で考えること。 
そのうえで、知っている英語で短く書いてみること。 

この積み重ねが、英検につながる本当の土台になっていきます。 

 

次回予告 

次回は「小学生の英語ライティングは何から始めればいい?」をテーマにお届けします。 

小学生が英語ライティングに取り組むとき、どのように始めるのが自然なのでしょうかーー。 
書く練習の入口にはどのような方法が最適なのか、家庭でできること、そして教室で見てもらう意義も含めてお伝えしていきます。

どうぞお楽しみに! 

 

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