★新連載★ゆりさんの上智大学日記 ①
こんにちは、スタッフの池田です。今月からアカデミック・ロードを卒業して上智大学に進学したゆりさんに連載をお願いしました!初回はTEAP受験について語ってくれます。
AR日誌をご覧の皆さま、はじめまして!ゆりと申します。
私はTEAP受験をして上智大学外国語学部ロシア語学科に合格しました。当時の上智大学におけるTEAP受験とは、あらかじめTEAPという英語の4技能テストで基準点以上を取っておくと、2月の入試で英語以外の2科目だけで受験することが出来る制度です。
何故TEAP受験を考えたかというと、TEAPが私に向いていると思ったからです。お恥ずかしい話ですが、行きたいと強く思う大学ややりたい学問が、私にはなかったので、どういう入試だったら自分が戦えるか、戦う気力を保てるかを重視しました。ぶっちゃけ言うと、有名大学に受かればどこでもいい、というやつです。
そういう入試を戦うにあたって大切なのは、当たり前ですが大学研究です。特に私立の場合は、同じ大学でも多種多様な入試制度があります。がむしゃらに過去問を解くよりも、自分にあった入試制度を調べて、戦い方を知ってから勉強するほうが、よっぽど効率的です。しかし私は、全ての準備が遅かったので、TEAPを受けようと決めたのが、高校3年生の10月でした。かなり遅い決断です。いま1年生、2年生の皆さんには、もっと早めの対策をオススメしますが、逆に3年生の皆さんには、まだ間に合うので諦めないで!と言いたいです。なのでARでは、11月はセンター試験の対策をしつつも、TEAPの準備を重点的にしていただきました。
TEAPは英検のような感じで、問題形式が毎回同じですし、出る問題の系統もほぼ変わらないので、対策がしやすいと私は感じました。苦手なReadingは、全体の時間から細かく割っていって、一つの小問につき1分だな、とか、30秒だな、とかなり細かく時間を設定して、この問題は捨てよう、大問1は絶対とろう、とかいうことも自分の中ではある程度決めておきました。
特に、池田先生や塚原先生にSpeakingやWritingを何度もみていただけたことは大きな自信に繋がりました。高校で1年間だけ英語ディベートをやっていたこともあり、単語力がないくせに英語を話すことは好きだったので、英語がいわゆる得意科目である方とは違うと思いますが、私の点数の稼ぎどころはこの2つでした。自分の得意なWriting, Speakingがあるから、TEAPを受けたというのが本当のところです。
ちなみにSpeaking の試験の際は、試験官をどうやったら笑わせられるかを考えてました。試験官も人間だから、心を掴めば良い点数をつけてくれるんじゃないかなぁって。どうでもいいことですが、最後は自信が持てるか持てないかが大事だと思うので、学校や他の塾では疎かになりがちなSpeakingを毎回みていただけて、大丈夫、あれだけやったんだから出来る、と自分に言い聞かせることが出来たことは、間違いなく心の余裕に繋がりました。
そんなこんなで、12月の最後のTEAPを駆け込み受験して、基準点をクリアし、2月の入試で合格して、無事、上智大学に入学することが出来ました!ちなみに上智大学の1年生は入学直後と冬休み直前の2回、基本的には全員が強制でTEAPを受けなければならないので、必修科目の英語で良い点をとりたい方は入学後もTEAPの勉強はしたほうがいいと思います。
受験についてやたら長くなってしまいましたが、次回からはいよいよ大学生活についてお話ししたいと思います!
ロシア・モスクワの中心部から少し北に行ったところにある、チャートル・サブリミェンニク(現代人劇場)。チェーホフの「三人姉妹」など、有名な作品が上映されています。
モスクワの歴史博物館にある、レーニンの個人所有だった車。
中心部にある百貨店、グム。ソ連時代は国営でした。
モスクワの中心部、赤の広場にある、聖ワシリー聖堂。
ゆりさんの過去の記事
★連載★ゆりさんの上智大学日記 ⑩(チャイコフスキーとモスクワ博物館編)
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