あおと君の東北大学日記⑧~研究室訪問編~
今回はあおとくんに研究室訪問について語ってもらいます。それではどうぞ!
みなさん、お久しぶりです。
冬に入り、仙台の寒さを身に染みて感じています。あおとです!
仙台はもう、、、本当に寒いですよ。寒すぎて大学の構内から外に出たくなくてむしろ勉強が捗っているかもしれないです(?)
11月の末には既に今冬初の雪が降りまして、12月の17日は丸一日雪が降り続けました。
僕の住んでいる青葉山は標高が高いので、常に風が強く、雪が降ると吹雪のように荒れ果てます。
駅までの徒歩数分間で全身雪まみれになりました。傘ちゃんとさしてたんですけどねー。
そんなことより寒すぎて凍えながらキャンパス内を歩かなければいけないのが真面目につらいです。年末年始の帰省で防寒具を強化して立ち向かっていこうと思います!
そんなこんなでいろいろ苦悩がありますが、入学してから早8か月が経過しようとしています。勉強やバイトに追われていたらあっという間に過ぎてしまいました。。。
僕は文学部に所属しているのでそろそろ2年次からのコース(専修)を決めねばならぬ時期が近づいてきました。実は12月半ばに各専修の研究室を訪問する期間がありまして、僕も例に漏れず見学してきました。僕はかねてから志望していた日本文学専修に行ってきました。
ただ見学したのならここに書くまでもないんですけどね。そうです、事件が起こったのです。
見学してるときに気軽に「卒論見せてください!」って言ってしまったのですよ。これが事件の発端でした。言った途端に助教が嬉々とした表情で持ってきたんです。
最初はね、間違いだと思いました。だって辞書くらい分厚いんですもの。後から聞いたんですけど、卒論じゃなく修士論文を持ってきたそうです。まあ、どちらにせよ関係ないです。これによって僕の心は半分折れました。こんな量書けないって感じたんです。
でも、まだ完全に折れた訳ではなかったので一応中身も拝見しました。
普通にもう半分心を折られました。まず前提として、文学系の論文は明確な答えやゴールがないので全てが個人の推測の領域で終わりますが、しかし、読者を納得させなければならないのです。詰まるところ、簡単に言うと、半端ない量の本を読んで自分の推論を裏付ける根拠をあるだけかき集めて、それを論理的に組み立てて読者を納得させるということです。
これは難しすぎる。僕には向いていない。気づいたときには手に持っていた修士論文を返却し足早にその場を去っていました。
今まで国語の教員を目指してきて、そこに必要な過程として日本文学専修を選択しようと考えていましたが、その計画が崩れました。
どうしよう、、、と考えながらもう1つの候補であった、行動科学専修に行ってみました。
行動科学とは、簡単に言うと人間の行動を数式で解析してみようという学問です。東北大学では比較的最近にできた専修であるようです。
研究室にお邪魔し、説明を聞いていました。
めちゃくちゃ良い人ばっか!
先輩は面白いし、先生も優しいし、居心地が半端じゃなく良い。
そして何より、学問的に興味のあるものでした!
日頃の疑問の大半が行動科学によって解決できると知ったときには、「ここにしよう!」と決心がついていました。
一応教員免許を取れるように教職の授業や文学系の授業を取り続ける予定です。
ただ人生でここまでにもやってみたいと思う学問がなかったので、行動科学も満足いくまで突き詰めていきたいなと思っています。
そんなこんなでたった1日で将来の夢を変更した僕ですが、冬の厳しい寒さにもできるだけ打ち勝って、ちょっとだけ元気な状態をキープしていきたいと思います。
今年は暖冬といわれていますが、健康に気を遣って過ごしていきましょう!
それではまた次回にお会いしましょう。さようなら!
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