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英語教育独り言 未来の先生フォーラムに参加しました(4)探求学習②

栃木県宇都宮市・小山市にある英語専門スクールアカデミック・ロードの代表つかはらあやこが英語教育について《考察》するブログです。

さて今日からいよいよ探求学習の詳細に入っていきます!

追手門中・高等学校探求科カリキュラムは大きく3つのステージから構成されています

 

  • Be original :自分にしかないものを発見する期間→固定概念の破壊
  • Be creative :違う価値観の他者と協働する→新しい価値の創造
  • Be confident:自分にしかできないことに気づく→自身を持って行動する

(追手門中・高等学校探求科スライドより)

 

Be originalの時期は中1から高1まで。

 

 

アート学習を通して。現在⇒過去⇒未来の軸、五感、直観、距離、感情、Love価値観軸を通して自己表現、自分の好きなものを追求する時期と言っていました。

 

この時期を経ることで、自分にしかない価値観、自分が本当に好きなこと等を発見していきます。

 

この経験をもとに次の他者と協働するというステージに進みます。

追手門学院中・高等部の探求学習の詳細は下記のリンクからご覧ください

https://www.otemon-jh.ed.jp/o-drive/

改めて考えてみると、10代前半の時期に自分は何者??なんて考えたことはなかったですね。

私は美術は嫌い=絵が下手、なのですが、上手い下手ではなく、自分を表現する経験は早いうちにしておくべきだと思っています。自分の中にあるもやもやっとした言葉にもならないものを表現するとき、文字以外の手段で表現して吐き出しておくこととても大切だと思います。

 

それと社会で協働していくことはもちろん大切だけど、その前に、自分の価値観を確立させておくことそれが自己肯定にもつながり、豊な人生に繋がるからこそBe originalの時期がまず先にあるんだなと思います。

 

価値観が多様化してきている時代になってきているからこそ探求学習が求められる意味がわかります。

 

後半でたいそん先生が言っていましたが、探求学習は受験勉強には直結しない。なので高2になると案族度が70%くらいまで下がってしまう。それも悩ましいことと言っていましたが、よくわかります。

 

探求学習の先に受験がある一貫性のあるシステムができるといいなと思います。

 

次回10月4日(火)は探求学習の3回目Be creative とBe confidentの部分をお話します。おたのしみに!