英検1級合格体験記3-受験タイミング②
前回の話で
「1回目は落ちても色々と収穫があるのでビビらずチャレンジがおすすめ」
とご紹介しましたが、
無謀なチャレンジは気持ちを削ぎかねない…ということで今回は過去問を使った大まかな受験タイミングの計り方を紹介します。
アカデミック・ロードで英検にチャレンジする生徒さんにも伝えていることなので、英検1級に限らずどの級の受験にも当てはまることだと思っています。
Part 1の語彙は難問ばかり
まずやりがちなこととして、「英検Reading Part 1ができないから受けない」ということがあります。
はっきり言って、英検のReading Part 1はどれも難問ばかりです。なのであそこができるかできないかはあまり指標になりません。
どの級もパート1は難関…結構当たっているように見えて、自信を持って答えているのは2・3個だったりします…
(この「当て勘」についてはいつか書こうと思っています。希望がありましたら早めに書きます!)
実はあのパート、全体平均で5割程度、合格者の平均でも6割台とできなくても仕方がないくらいの難易度設定になっています。
Part 1で7-8割を狙っていると、実はもう次の級が受けられるようになっています。笑
ではどこで点数を取っていくか、以下にまとめます。
まずはWritingをしっかり書けるように!
まずはWriting。ここは構成やアイディア出しをしっかり練習すれば8-9割取れるパートになります。
Writingって難しくない?と思ったそこのアナタ!大丈夫です。その難易度に合わせて実は採点基準も結構優しめだったりします。
文法が正しいかももちろん大切ですが、重箱の隅をつつくようなaとかtheの使い方、単語の使い方よりも、自分の主張を誤解なく伝えられるかどうかに重きが置かれているように感じます。(もちろん前者も完璧にやれるに越したことはありませんが、それを受けない理由にしないように!)
ListeningかReadingを75%
そのあとはReadingかListeningの得意な方を7割後半取れるように持っていきましょう。そうすると苦手な方は5割くらいでも合格できる可能性が出てきます。
このくらいを大まかな受験の目安にすると準備がしやすいと思います。
(一応2022年度までの傾向ということをお断りしておきます。受けるころにレベル感が変わっていたらすみません。)
今回も読んでいただきありがとうございます。次回もお楽しみに!