【連載】英語多読 小学生向け完全ガイド Vol.7
栃木県宇都宮市・小山市の英語塾「アカデミック・ロード」がお届けする、小学生のための英語多読完全ガイド 〜やり方・お勧め本・始め方まで~
英語多読の最大の魅力は、「読むことが楽しい!」という気持ちを育てながら、自然と語彙力・読解力・リスニング力を伸ばせる点にあります。
今回は、前回ご紹介したRaz-Kidsの基本機能をさらに掘り下げ、「ご家庭でRaz-Kidsをどう使えば『多読力』がしっかり育つのか」に焦点を当てていきます。
忙しいご家庭でも、1日15分から始められるアカデミック・ロード式の学習ルーティンや、親の関わり方のヒントまで、実践的な内容をお届けします!
──楽しく読んで、いつの間にか英語が ‘’出来る‘’ 自分になっている。そんな未来を親子で目指してみませんか?
連載7⃣多読力を育てる!Raz-Kidsを最大限活かす家庭学習のヒント
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Contents
多読の3原則はRaz-Kidsと相性バツグン!
多読には有名な「3原則」があります。それは①「辞書を使わない」、②「分からなくても前に進む」、 ③「たくさん読む」ということ。Raz-Kidsは、この3原則と抜群の相性を誇ります!
①辞書を使わない
👉全ての本にネイティブの音声付き。音声付きの電子書籍を「聞きながら読む」ことで、意味が分からなくても文脈とイラストから意味を推測する力が自然と育ちます。
②分からなくても前に進む
👉短い本が多く、1冊に数分で取り組めるため、「分からない部分があっても気にならない」読書体験が可能です。
③たくさん読む
👉数百冊以上の電子書籍がレベルごとに整備され、ジャンルも物語・科学・歴史・社会など多彩。飽きずに「読みたい本」を選べる環境が用意されています。さらに、読んだ冊数や時間は自動記録され、可視化されるためモチベーションも継続します。
このようにRaz-Kidsは、多読3原則をすべてカバーしています。 Raz-Kidsを使えば、子どもたちは辞書なしで読み進め、分からなくても立ち止まらず、次々と本を楽しめる——まさに多読の理想的な環境が家庭に整います。
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1日15分からOK👌AR式・家庭学習ルーティン例をご紹介
家庭学習は「続けること」が何よりも大切です。アカデミック・ロードでは、1日15分から始められるシンプルなルーティンを推奨しています。その概要を以下の表にまとめましたので、ご覧ください。
【ARが推奨する1日「15分」のルーティーン 】
おすすめルーティーン推奨ルーティーンPDF https://english-ar.com/wp_2018/wp-content/uploads/9ef047c2ce8e112f1031062cd1f1d642.pdf
さらに、読書ログを記録する習慣を取り入れると、達成感が目に見えて積み重なります。
読んだ冊数や時間がアプリに自動記録されるため、保護者が無理なくサポートできる点も魅力です。
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読解だけじゃない!リスニングと発音の強化にも効果的
Raz-Kidsは「読む」ための教材として有名ですが、実はリスニングと発音練習にも強力な効果を発揮します。
【リスニング力の底上げ】
すべての本にネイティブ音声が付いており、音読に慣れていない子でも「まずは聞く」ことからスタートできます。文字と音声がリンクして表示されるので、「聞いて分かる」と「文字で理解する」が同時に進みます。これは紙の本では得られない大きな利点です。
【発音・イントネーションの矯正】
アカデミック・ロードでは、音声を流しながら同時に声を出す「シャドーイング」を推奨。真似るように声を重ねることで、自然なリズムと抑揚が身につき、英語を「体で覚える」感覚が養われます。特に小学生は耳の柔軟性が高いため、発音矯正に非常に効果的です。
このようにRaz-Kidsは、読解+リスニング+発音強化の3本柱を同時に育てるオールインワン教材なのです。
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親のかかわり方は?声がけアイデア集 💡
「英語が苦手だから、子どもをサポートできないのでは?」と不安に思う保護者の方も多いでしょう。 しかし、Raz-Kidsは親が英語を教える必要がない教材です。むしろ、親の役割は「応援者」として、子どもの学習を見守り、励ますことにあります。
たとえば、以下のようなかかわり方は、英語力に関係なく誰でも実践できます。
【習慣づけのサポート】
「今日の5分、どの本読む?」と声をかけ、時間と場所を一緒に決めるだけでも効果的です。親子でルーティンを共有することで、自然と続けやすくなります。
【興味を引き出す質問】
英語を解説しなくても「このキャラクター誰に似ている?」「この場面の絵、どんな気持ちだと思う?」など、日本語で質問してOK。内容理解や感情移入を促すことで、読書がより楽しくなります。
【成果をほめる】
「今日は3冊も読んだんだ!」「録音した声が昨日よりはっきり聞こえるね!」など、小さな成長を具体的にほめると、子どもは自信を持ち、次の読書につながります。
【一緒に聞くだけでも◎】
親が英語に自信がなくても、音声を一緒に聞くだけで「学びを共有している」という安心感を与えられます。子どもにとっても「英語を家族と一緒に楽しめる」体験になります。
小学生が英語多読を継続するうえで、保護者に求められるのは「教えること」ではなく「寄り添うこと」。保護者が英語を話せなくても、子どもの頑張りを認める姿勢が大きな励みになります。
まとめ
Raz-Kidsは、家庭での「多読力」を育てるための強力なツールです。
Raz-Kidsを通じて、毎日の短時間ルーティンを習慣化することで、読解だけでなくリスニング・発音・表現力まで幅広く伸ばすことができます。
また、親のかかわりやすさを考慮した設計になっているため、家庭で無理なく取り組めるのも大きな魅力です。たとえば「今日はどの本にする?」と声をかけたり、録音を一緒に聞いてほめたりするだけでも十分なサポートになります。
ちょっとした関わりを加えるだけで、子どもの「英語を読む力」と「表現する力」がぐんぐん育ちます!
次回予告
「Raz-Kidsの導入・料金・注意点とAR流おすすめ活用術」
次回は、Raz-Kidsの導入方法や料金体系、AR流のおすすめ活用術について詳しくご紹介します。個人・スクールライセンスの違いや、QRログインの便利さ、端末ごとの操作性など、導入前に知っておきたいポイントを整理し、安心して活用できるよう解説していきます。どうぞお楽しみに!