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【徹底解説】小学生の英検ロードマップ Vol.1

英語教育の早期化が進み、英語そのものが、以前よりずっと身近な存在になってきました。 

学校や習い事、日常の中で英語に触れる機会が増える一方で、「英検って、小学生でも受ける時代なの?」 「うちの子も、そろそろ考えたほうがいいのかな?」 と、戸惑いや不安を感じている保護者の方も多いのではないでしょうか。 

 

いつから始める? 何級を目標にする? 受けたほうがいい? と、分からないことも多いですよね。 この連載では、小学生の英検について 知っておきたいポイントを、ひとつずつ分かりやすく解説していきます! 

 

 

連載1⃣ 英検6級・7級が新設! 

小学生の英検、何がどう変わる? 

 

💡初回となる今回は、小学生向けに新設される「英検6級・7級」について、その位置づけや、既存の英検Jrとの違いを解説します。

英検6級・7級はいつから?何が変わる? 

英検6級・7級は、小学生などの低年齢層を意識して新設される級です。 

英検協会の発表によると、英検6級・7級は、2026年度・第3回検定から導入予定とされています。 

👉英検公式HP 6級・7級新設情報

 

これまで英検のスタートは5級でしたが、実際には、 

 

  • 英語を始めたばかり 
  • 単語は分かるけど文章はまだ 
  • 文法学習はこれから 

 

という小学生にとって、5級は少し背伸びした目標になりやすい面がありました。 

 
そのため、英語を始めたばかりの小学生にとっては、 「まだ少し早いのでは?」と感じる場面も少なくありませんでした。そこで新設されるのが、英検6級・7級です。 

 

この2つの級の特徴を一言で言うなら、英検Jrから英検5級へ進むための“橋渡し”となるステップです。 

 

英語に親しむ段階から、少しずつ理解して使う英語へ進むための段階として、英検協会の発表内容から考えると、比較的やさしいレベルや形式になると見られます。 

英検協会も、6級・7級を英語学習の初期段階の成果を測り、次につなげるための基礎レベルとして位置づけています。 

 

どんな小学生が対象になる? 

英検6級・7級を受験するお子さんとしては、次のような子が対象になるかと想定されます。

 

・英語学習を始めて間もない 

・アルファベットや簡単な単語に親しんでいる 

・小学校中学年〜高学年 (または中学入門期)

 

ここで大切なのは、年齢よりも「英語に触れてきた量」です。 

 

同じ小学2年生でも、 

 

・英語に日常的に触れている子 

・これから始める子 

 

では、ちょうど良い目標はまったく違います。 

 

6級・7級は、「英語に触れ始めて間もない」「これから慣れていきたい」という子に向いた設計になると予想されます。

実施形式についても、コンピューターやタブレット端末を用いたオンライン受験(CBT形式)の導入が予定されており、学校端末環境との親和性も意識された仕組みになりそうです。 

👉英検公式HP 6級・7級のオンライン受験について

 

5級との違いを整理👌 

では、これまでの英検5級とは、どのような点が違うのでしょうか。 
現時点で公表されている情報や、英検協会の説明を踏まえると、おおよそ次のような位置づけの違いとして考えることができます。 

 

英検7級・6級 

・英語に触れ始めた段階 

・単語や音、短い表現に親しむレベル

・英語学習の「入口」にあたる位置づけ 

 

英検5級 

・中学初級レベル 

・be動詞・一般動詞など、基本的な文法理解が前提 

・簡単な文を「読んで理解する」「聞いて理解する」力が求められる 

 

英検5級では、英語を学習として、ある程度理解できているかが問われるようになります。

一方で英検6級・7級は、英語を始めたばかりの時期に、単語や音、簡単な表現にどれくらい慣れてきたかを確かめるための級 になるのではないかと予想されます。

 

英検Jrとの関係はどうなる? 

ここで多くの方が引っかかるのが、「英検Jrと何が違うの?」という点ではないでしょうか。 

 

英検Jrは、 

 

・合否が出ない 

・スコアで成長を見る 

・リスニング中心 

 

という、低年齢向けの到達度テストです。 

 

6級・7級ができたからといって、英検Jrの位置づけが大きく変わるわけではありません。

 

役割を分けて考えると、こうなります。 

 

・英検Jr 
→ 英語に親しむ・自信をつける 

 

・英検6級・7級 
→ 英検という検定形式への橋渡し 

 

どちらの試験を受けるべきかは、お子さんの英語への取り組み状況によって変わります。 

英検Jrについては、次回の連載2⃣で、どんな子に向いているのかを詳しく解説します。 

 

英検6級・7級📖小学生は受けるべき? 

ここまで読むと、 「結局、うちの子は受けたほうがいいの?」と思われるかもしれません。 

実は、この問いにひとつの正解はありません。 
なぜなら、英検は合格・不合格を競うためだけのものではなく、今どのあたりまで英語に取り組めているのかを知るための“確認の道具”だからです。 

 

小学校で英語に触れ、興味を持ち、「どれくらい分かるようになってきたのか」を、目に見える形で確かめるという意味では、英検6級・7級を受験してみることは、お子様にとって良い経験になるでしょう。 

 

まとめ 👉新設級は「低年齢向けの入口」 

英検6級・7級の新設は、小学生の英語学習を段階的に考えるための、新しい目安です。 日々の英語との関わりを大切にしながら、 「今の力を確かめたい」と感じたときに、ひとつの選択肢として検討してみるとよいでしょう。

 

 

次回予告 

「じゃあ英検Jrはどう考えればいいの?」を深堀して解説! 

英検Jr、英検6級・7級5級の違いを整理していきます。次回もぜひご覧ください。