お知らせ Information

★連載★マサヒロ from Nebraska⑫

みなさんいかがお過ごしでしょうか?

マサです!

 

みなさんは自粛期間中何をしていますか?

私は来月からの一人暮らしに向けて練習も兼ねて自炊に挑戦しています。日本にいた頃は全く自炊したことがなく、キッチンに立つのは高校の家庭科以来でした。慣れないながらにも一日最低一食は作るように決め、簡単な料理から挑戦し始めました。

レシピを見ながらやっているのですが、日本食を作ろうとしてもメインの調味料がなかったりと作れるものが限られてしまいます。日本の味に近づけるべく同じものを何回も作って今では友達に振舞って美味しいと言ってもらえるようになりました。最近では朝食も作るようになり、なんとか続けられています。

 

前置きが長くなりましたが、今回で私がアメリカに来てから1年が経ちました。今日はアメリカ留学の1年間を振り返りながら、みなさんに留学の良さを知ってもらおうと思います。

  • 秋学期(8月下旬〜12月中旬)

私が渡米したのは5月ですが夏の間は語学研修所にてTOEFL突破のために英語のみを勉強していました。夏のTOEFLのチャンスは3回のみでここで合格できなければ秋学期には入学できずTOEFLを突破するまでこれが続きます。ハラハラしながらもなんとかこれを突破することができました。英語で授業を受けることは初めてだったのでとてもドキドキしていました。学期途中までは宿題の多さに圧倒されていましたが、クラスメイトに声をかけてお互いに協力して良い成績を残せました。勉強に関して、アメリカでは自分のやりたいことをやる気さえあれば学ぶことができます。

中学・高校時代、私はパイロットになりたいと全く思っていませんでした。とりあえず英語を使う職業に就きたいと思っていて、小さい頃パイロットという職業には頭のいい人だけがなるものだと思っていました。しかし高校時代に夏休みや冬休みを利用して留学した時に様々な人にあってその中にCAや管制官を目指している人たちがいてその人たちから留学に関して詳しく話を聞きました。彼らと話していて私は留学の良さを知り、大学の進路の中に“留学”という2文字が浮かび上がりました。1ヶ月程度の短期留学でも進路で悩んでいるならば、ヒントを見つける一つの手段であると思います。

  • 冬休み

この冬休みを利用してカナダ・バンクーバーに行きました。アメリカに住んでて良いことの一つに安く旅行ができることが上げられます。週末を利用して旅行に行くことも可能です。カナダは19歳からお酒が飲めるため、その特別感からかとても楽しむことができました。日本人などのアジア人がバンクーバーには多く住んでいて日本食屋がたくさんあります。

  • 春学期(1月〜5月初旬)

2度目の学期。フライト訓練が本格的に開始。クラスのレベルは全学期に比べアップした。ペーパーの枚数は倍になり、プレゼンテーションは2週間ごとにあり課題の数が増えました。2回目の学期ということもありなんだかんだ乗り越えることができました。初フライトの時、自分が操縦桿を握っていることに実感を覚えることができませんでした。エンジンをマックスまで入れて機体がぐんぐんとスピードを上げて滑走路上を走って行く時やっと実感がわき、この瞬間これから何があってもパイロットになるという決意ができました。

現在コロナウイルス の影響でフライトスクールがしまっていて訓練ができない状況にあります。本来なら私が書いてきたブログ内でもっと航空学について紹介したかったのですが、、、。

私がこれまで書いてきたブログを読んで少しでも留学をしたい・興味を持ったと思っていただけると幸いです。

 

今回の投稿でこの連載は最後になります。もしもう一度再開することがありましたら、その時はパイロットを中心に紹介して、みなさんにもっと興味を持ってもらえるような内容にできたらなと思っています。1年間、お読みいただきありがとうございました。