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英検1級合格体験記7-単語の覚え方①

こんにちは。

今回は単語学習について書いてみようと思います。

というのも、卒業生のさやかさんがブログで英検1級の単語について触れていたので、これは書かないわけには行かない!と奮起した次第です。(読んでくれてありがとう)

 

というわけで単語について書きます。本来なら王道の教材紹介からやりたいところですが、来年度から英検は新形式になるということで急いで取りたい人もいると思います。

 

そこで今回はテクニックにかなり傾倒した内容から始めます。時間が無い人こそ読んでほしい!(もちろん地力をつけることも大切なので日々の丁寧な学習とバランスよく使ってね!)

 

受験のタイミング」のところでも書きましたがパート1のところはどの級も大変難しいので、合格に向けてまずは半分取ることを目標にしましょう。

 

これから書くことは英検準1級、場合によっては2級にも応用可能です!では Let’s get started!

 

接頭辞に注目する


これはもうできている人も多いかもしれませんが、接頭辞から意味の類推をすることでできる問題があります。

接頭辞とは単語の頭につけて特定の意味を加える物を言います。unで「~ではない(否定)」、com(con)で「共に」などがあります。



上の例ではカッコの後ろにboth sidesとあります。さらに読み進めるとthe workers demanded more money,つまり交渉決裂ですね。ということはカッコには「一緒に○○」みたいな意味を入れると「両サイドを一緒に○○しようとしたが失敗」みたいに通じそうです。

そこでconで始まる4番を選ぶと「なだめる」という意味で正解になります。

 



次に12の問題、best manは最後に愚かだと感じているということは、カッコにはネガティブな言葉が入ると思いませんか?

そこで単語をみるとinで始まる単語を発見。inも接頭辞で「~ではない(否定)」という意味を持っています。実はこれが「うっかりした」で正解。

ただ気を付けなければならないのはinをとったadvertentは古英語(もう使われていない)の単語だということ…意味はもちろんうっかりの反対で「注意深い」です。

 

否定の接頭辞はinconvenient unexpectedなどのin, un,の他にはimpossible, illigal, irregular (im, il, ir)などもあります。

 



次の問題もdeで否定的なニュアンスがあります。文脈的に「何も彼の勝利の成就を○○できない」となりそうなので、否定的な言葉が欲しいところ。そこでdetractですが「(価値を)落とす、減ずる」という意味になります。

 

知っている単語と結びつける


ちなみに先ほどのdetract、tract自体には「引き寄せる」という意味があるので、detractは「下に」「引き寄せる」という意味になります。

そこで思いつくのがattract。

attract =at「○○へ」+tract「引き寄せる」=「魅了する」

という意味だそうです。これを機にtract系をまとめて覚えてしまうのも手です。

 

-ductもいくつか意味がありますが、duct自体は「通気口、ダクト」でイメージしやすいかもしれません。duct自体は「導く」という意味があります。ダクトは空気を導いているんですね。

そうなると

conduct=con(共に)+duct(導く)=案内する、(実験を)行う

abduct=ab(離れて)+duct(導く)=誘拐する

deduct=de(下に)+duct(導く)=控除する(利益を下に導いてる?)

などが覚えやすくなるかもです!

 

まとめ


ということで今回はかなりテクニック寄りの内容になりました。いつもこんなに適当な解き方をしているわけではないのですが、意外とその程度でも○をもらえることもあるんです。

少し1級のハードルを低く感じてもらえたら嬉しいです。

 

今後はもう少し真面目な学習方法も紹介していきます。今回は急ぎの人がいるから特別ですよ。笑

 

単語の覚え方といえば前回単語アプリも紹介しているのでこちらもぜひ使ってみてください!

英検1級合格体験記6-勉強の続け方

英検1級合格体験記5-おすすめ学習法リスニング編②

英検1級合格体験記4-おすすめ学習法リスニング編①

英検1級合格体験記3-受験タイミング②

 

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英検1級合格体験記1-自己紹介