多読多聴とは Extensive Reading

多読多聴とは What is “extensive reading”?

2007年から多読をレッスンに取り入れてかなりの月日が経ちました。最近改めて多読の素晴らしさを感じています。言うなれば『多読多聴は英語文化そのもの』です。
本を読むことで音、文法、語彙だけでなく文化そのものを学べるものものだと強く感じています。
読み浸ることで異文化を知り、問題を単に解くだけでは得られない英語の世界を知ることができます。
それこそが2020年以降求められる真の創造性のある学習だと思っています。

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◆ARの多読指導

  • 1レベルにあった大量のインプットにより『英語脳(直読直解)』を作る

    中学校で使われている教科書の平均語数が2,000語~3,000語です。
    ARの生徒さんの読む年間平均語数は中1で5万語、中2、中3で15万語、高校生で20~25万語です。
    中には年間で50万語以上読む生徒もいます。
    楽しみながらこのように大量のインプットを行うことで英語の語感が磨かれ、日本語に訳さずに直読直解が自然にできるようになります。

    また、レベルにあった英語を大量に読み、少しずつレベルを上げていくことによって文法的な解釈に頼らずに素早く英文が読めるようになっていきます。

  • 2多読のプロ ( 講師 ) による本の選定

    難しいのは書籍の選び方です。特に英語学習の初心者には細かい段階が設けられ少しずつ読めるようになるシステムになっています。
    山の様に本がある中で、どれから読んでいけばいいのか?次にどんな本を読めばいいのか?これが難問です。
    つまらなかったり、興味があっても難しすぎたりしたら読むことがいやになってしまいます。
    楽しく、効果的に続けるためには本の選定が重要になってきます。
    生徒一人一人が「楽しい!もっと読みたい!」と思うように講師が「今その生徒に最適な本」をアドバイスしていきます。
    また、毎回音読をプラスして行うことでより効果的になります。

  • 3大量の面白い多読図書(CD付)があること

    初めは文字数の少ない絵本をCD付で読んでいきます。
    ゆっくりと楽しみながら進めていくので、英語が苦手な生徒も大丈夫です。
    本を読むことが好きな生徒はすぐに多読に夢中になりますし、本が苦手な生徒でも徐々に本を読む習慣を身に付けられます。
    そして次第に日本語で小説を読むように自分自身で物語の世界を想像して読めるようになります。こうした英語のまま物語の世界に浸る多読をすることでクリエイティブな思考が育まれていきます。

  • 4多読時間の確保

    日本語の読書習慣さえない生徒が多い中、多読のための時間の確保もまた重要となってきます。
    いつでも読める→全然読まないとなりがちです。ですので授業内での多読を毎回行うことでしっかりとした読書習慣が身についていきます。

  • 5FUN(楽しく)であること!

    ARでは多読した後に、どんな本だったか感想を書きます。同じ本を読んでも一人一人の感想は違ってきます。それを書き出すことでもクリエイティブな力が養われています。
    また、多読後にどんな本を読んだか紹介し、より楽しく多読ができる環境作りを心がけています。