Basicユニット
学び合いで6Skillsが圧倒的に伸びる!
2021年12月UP
ユニットレッスンとは、Cレベルの近い生徒たちと机を合わせて互いに意見交換しながらレッスンを行う形式です。(1ユニット6名まで。)基礎を学ぶBasicユニットとより高度な内容を学ぶAdvancedユニットがあり、Basicユニットのレッスン時間は90分。その後に60分間の多読を行います。90分のレッスンの中で単語テスト・Reading教材・Grammar教材、そしてC3-C4レベルになるとWriting教材に取り組みます。Basicユニットでは初歩から丁寧に教えますので英語初心者でも着実に理解を深め、各々のペースで成長していくことができます。
今回はC1-C4レベルであるBasicユニットのレッスンの様子をのぞいてみました。
自主性が大切にされるレッスン
レッスンの時間になり、生徒たちがARにやってきました。様々な学年の生徒たちが集まってきて席に着きます。実は、ARでは年齢ではなくCレベルによってクラス分けが行われるため、同じCレベルでも中高生が入り混じることは自然なことです。
席に着くと早速今日の単語テストを始めます。自主的な姿勢が見られますね。ARのユニットレッスンはグループ授業のように足並みをそろえて問題に取り組むのではなく、個人のペースで教材に取り組み、終了したら先生に提出するというように、生徒の自主性が重んじられています。また、個々への指導と学び合いができ、先生が近い位置にいる理想的な環境です。
さて、次はWritingに取り組みます。Writingでは同じユニットの生徒たちとアイデア出しを協力しあい、自分のWritingに生かします。以前までARは個別指導のみだったため、Writingを書くときはいつも一人でした。そのためアイデア出しが苦手な生徒はなかなか伸びないという問題がありました。ですが今は机を6個合わせたユニット形式のため、自分では思いつかないアイデアをほかの生徒からもらって、より洗練されたWritingを書くこともできます。他の生徒とアイデアを共有しあうのは、少し恥ずかしいと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、先生が巧く会話をリードしてたくさんアイデアを引き出してくれますのでご安心ください。あなたもきっと案出しが得意になりますよ!
Writingのない生徒(C1-C2)はReading教材に取り組みます。Reading教材とは主に長文を読み、内容理解を問う問題に回答したり、内容に関連する単語や文法を練習したりするものです。ARではこのレベルのReading教材に、問題文も本文も英語で書かれているAll-English教材を使用しています。英語が苦手なのにAll-English教材なんか読めるわけないと思われるかもしれませんが、最初は先生が丁寧にやり方の指導を行います。取り組んでいくうちに自分でも問題文が理解できるようになり、自信をもって答えられるようになっているはずです。そのころには英語に対する苦手意識も薄れていることでしょう。All-English教材を用いることで自然な英語が身に付き、学ぶだけの英語ではなく自分で使える英語を育むことができます。
最後はGrammarです。このレベルの生徒たちの多くが躓くのが文法です。ARではまず先生がテキストに沿って今日学習する内容を簡単に説明します。そして生徒の理解度に応じて「確認問題」「基本問題」「発展問題」のどれを使って練習するかを判断します。先生方の工夫が光りますね。ユニットレッスンではありますがこのように一人で集中して問題に取り組む時間も用意されているため、先生から生徒への個別のフィードバックも受けられます。
夢中になれる60分間
さて、これでレッスンはおしまいです。次は席を移動して60分間の多読を行います。各自決められたReadingのCレベルに基づいて読める本が決まっています。天井にまで届きそうな本棚には蔵書がたくさん!生徒たちは読む本を決めるのに夢中です。本棚には絵だけの本からたくさん文字が詰め込まれた本まで、生徒の多様なレベル帯を想定して選ばれた図書が並びます。ARの多読は本に付属しているCD音源を聞きながら行います。各自好きな本を選んだら、自席にあるCDプレイヤーにCDをセットし、本を目で読みながら耳から聴きます。CDからは様々な効果音や音楽等が流れ、本の世界観にのめりこむことができます。そのため60分間でもあっという間に終わってしまいます。中には60分間で10冊以上読破する生徒も…!
Basicユニットのレッスンは以上になります。レッスン90分に多読60分で合計150分の大ボリュームでしたね!個別指導とスモールグループ指導の良さをどちらも取り入れたARのユニットレッスンにあなたも参加してみませんか?