授業レポート Lesson Report

小学生(C3)

「英語のシャワーを浴びる&アウトプット50分間」

2021年10月UP

C3小学生クラスのレッスンです。ARのC3クラスは英検3級合格レベルのクラス。学年は様々。この日は小3から小6までの4名が参加で、通塾する生徒が2人、オンラインで参加する生徒が2人のハイブリッド構成。
先生はzoomを立ち上げ、生徒が集まるのを待ちます。

先生「Hello!」
生徒A「こんにちは~」
生徒B「………(小さくお辞儀)」

通塾の生徒がやってきました。全員が揃うまでの間、先生は生徒の宿題チェックです。わからなかったところは親身に解説します。
18時。生徒全員が揃い、いよいよレッスン開始。グループレッスンですが計6名までと少人数制であることがアカデミック・ロードの特徴です。

先生 ”How are you?”
生徒A ”I’m fine.”
生徒B “I’m hungry.”

簡単な挨拶からレッスンは始まります。
”How is the weather today?” “What did you eat for lunch?” “What did you do today?”どんどん質問は具体的になっていき、生徒の頭はフル回転。答えに詰まったり日本語になってしまっても先生は温かく見守り、例やヒントを出すなどサポートします。
“I played video games.”と答えれば”What game did you play?”とさらに詳細を問う質問が。ここは小学生らしくマインクラフトやマリオの話で盛り上がります。オンラインの生徒も通塾の生徒と遜色なくコミュニケーションが取れることにびっくり!カメラとマイクは亀井先生こだわりのセット。そのため通塾の生徒とオンラインの生徒の間でも会話が弾みます。

5分ほどウォームアップの会話を済ませるとすっかり頭は英語モードです。みんな集中して単語テストに取り組みます。単語は家で練習してくるお約束。生徒のレベルに合わせて1週間に覚えてくる単語の数は10個だったり20個だったりします。早く終わった生徒は、覚えた単語で作文を作り、先生に見せます。
単語テストの次は宿題チェック。zoomで画面共有しながら順番に解答していきます。間違えてもone more chance! その選択肢を選んだ理由を聞いたりヒントを出したりしながら、生徒の解答をサポートします。Yes/No問題だけでなくWhyを問う質問にも果敢に挑戦します。一人ずつ考えを聞き、話し合う時間。みんなの表情は真剣です。

「英語で文化・歴史知識をインプット」

 そして本題のReading教材。今日の長文はペンシルベニアについてです。William PennやPittsburgh、Philadelphia等、小学生には耳慣れない人名や地名がどんどん出てきます。先生のサポートで何とか最後まで音読し終わり、意味を確認します。name after等の難しい表現を理解し、ペンシルベニアの由来やアメリカ独立宣言等の社会知識にも触れます。
「ふーん」といった表情で先生の話を聞いていた生徒ですが、教科書の挿絵にある独立宣言の日付に着目しました。”July 4” つまり7月4日。生徒の気づきから、アメリカでは独立記念日である7月4日が祝日になっているという知識を得ることができました。

 Readingの次は文法です。今日は現在進行形の学習。ですが小学生クラスのため、難しい文法用語は使わずに「『〇〇している』という表現を学習します」と説明する先生。動詞のことを「動きの言葉」と表現する等、随所に先生の工夫が光ります。
「〇〇している」という表現の形をすんなりと覚えた生徒たちは練習問題に取り組みます。スピーディに答え合わせをしてレッスンは終了。来週の宿題の確認をして解散です。

先生 “Thank you very much.”
生徒A “Goodbye.”
生徒B “See you.”

最後には心なしか少しだけシャキッとした生徒の表情。このレベルになると先生が話す英語も、また、全て英語で書かれたテキストで海外の文化歴史を学べるレベルになるんですね。 生徒は学年も個性も様々。元気いっぱいな子、落ち着いた子、まじめな子、マイペースな子...C3クラスではそんな個性豊かな生徒たち全員が、活発に議論を交わしているように見えました。こんなレッスンなら楽しく毎週通いたくなります。
See youまた来週!