授業レポート Lesson Report

高校生(グループ)

質の良い授業は
気軽に質問&発言ができる
雰囲気作りから。

 教室に筆記用具だけ持った生徒3人と先生が一緒に入ってくるとすぐに授業は始まります。

 先生が「How are you today?」「How was your weekend?」と英語で尋ねると生徒たちは簡潔な文か、あるいは単語だけで答えます。さらに質問を重ねて具体的な内容や詳細をどんどん引き出してゆく一方で、クラス全体の集中力が途切れないように先生は一人一人に気を配りながら進めている様子。質問に対してある生徒が映画を見たと答えれば、その映画について他の生徒たちにも質問したり、英語でどう言ったらいいのかわからずに口ごもる生徒がいれば、

「Help!」 と言って、他の生徒に助けを求めたり。

 生徒の方も「これかな!?」と思う時には躊躇なく発言し、答えが十分でない時には先生が適宜補足する。そんな軽快なテンポでレッスンは進んでゆきます。

 

五感をフルで使った
充実感のあるグループレッスン。

 ウォーミングアップができるといよいよ今日の本題。 “UKの勤労者にとっての夢の職業は何か?”という内容で、その5位から1位までを当てていき、その流れで「自分の夢の職業は何?」と生徒たちにも質問をしていました。そのお互いの答えに驚いて先生も生徒も一緒になってしばし大盛り上がりした後は「All right. Good. Good.」と素早く切り替えて、今度は1枚の写真を取り出し「この職業は何だと思う?」と質問。

 生徒たちはもちろん分からない様子で、正解を知らさせれないまま今度は実際に放送されたTEDの一部であるDVDが流され始めました。盛り上がっていた生徒たちも一転して真剣に画面を見つめながら耳を澄まして聞き入ります。

 映像を2,3分見た途中でDVDを止め、さっきとは違う表現で同じ質問を投げかけてみると、生徒からいくつかの答えが出始めました。全員で意見を出し合ううちに “musician”という職業に全員で一致。

 こうして決まったところでDVDの内容に対して質問が書かれたプリントが配られます。まずはプリントに書かれた内容を読んで全員で確認してから質問に対しての答えを予測し始めます。各自が思いついたことをそれぞれが英語で発言したところで再度DVDを流し、再び途中でストップ。今度は各自ではなく生徒同士で答えをシェアさせ、再びDVDを・・・。こうして先生と生徒の間で積極的に質問や自分なりの意見のやりとりを繰り返すことで、全員で答えを導いていきます。この活気ある様子は見ているだけでも面白くてワクワク。

未来のためへ
プレゼンテーション力を高める。

 次はがらりと変わって、プレゼンテーションでの言い回しの練習。プリントに書かれた言いまわしを使って2組で1分間のスピーチをするといったものです。与えられた準備時間は1分で先生もペアに加わって発表し合い、双方の発表が終わると再度言い回しを確認したら今日のグループレッスンは終了。

 終わってみると、中身が非常に濃いのに軽快なテンポで進んだためか、たった1時間のレッスンとは思えないほどあっという間。なにより生徒たちも先生もとても楽しそうなのが見ていても伝わってくるグループレッスンでした。